犬はお留守番中どんな気持ち?分離不安障害には気を付ける

2019.9.15 ペットコラム
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愛犬が留守番しているときは、どんな気持ちでいるのか心配になりますよね。

今回は、留守番中の犬の気持ちや留守番のときの注意点、分離不安について解説しています。

1.お留守番中の犬の気持ち

「眠い」「退屈だなあ」「おやつが食べたい」など、ワンちゃんは留守番中にいろいろなことを考えています。外から物音がして、「飼い主さん、早く帰ってきて」と思っているときもあるかもしれません。

人と同じように、犬もその日の体調や環境によって、気持ちが変わることが当然あります。いつもは大丈夫なのに、今日は吠えていた、粗相をしていたという経験がある飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

もともと、犬は群れで暮らす動物なので、1匹で長時間過ごすことはあまり自然ではなく、不安になって当然です。「飼い主さんが帰ってくる」ことがわかっていれば、安心して待つことができますが、分離不安やその前段階には注意が必要です。

犬の性格や、飼い主さんとの日頃の関係によって分離不安になると、飼い主さんと離れられなくなり、留守番がとても苦痛になります。留守番中に吠える・家具を壊す・粗相するなどさまざまな行動が見られますので、専門医やトレーナーに相談しましょう。

2.留守番後の反応でわかる犬の気持ち

犬がどんな気持ちでいたか、飼い主さんが帰ってきたときの反応を観察して探ってみましょう。

 

吠えてくる、興奮している

 

「いつもより吠えて興奮している」「飼い主さんを噛む」などは、分離不安やその前段階の可能性があるため注意が必要です。

他にも次のような行動をしている場合は、専門家に相談しましょう。

・同じ場所をうろうろ歩き回る

・留守中、前足など同じ場所をずっと舐めていた

・飼い主さんにくっついて離れようとしない

・犬の瞳孔が開いている

・粗相をした形跡がある

・家に近づいているときから吠える声が聞こえた

・家の中の物を破壊している

 

甘えてくる

甘え方がいつもと同じで、吠えたり破壊行動をしたりした形跡がなければ、飼い主さんの帰りを待っていたことが考えられます。

たとえ疲れていても、就寝前など少しでも触れ合う時間を作り、愛犬との絆をより深めましょう。

 

よそよそしい態度

目をそらす、寄ってこないなど、よそよそしい態度のときは、寂しさから粗相やいたずら、破壊行動などをやっていたことが考えられます。あまりにひどい場合やそうした行動が続くようであれば、分離不安の可能性もあるため、注意しましょう。

また、ついついやってしまいがちですが、留守番中の粗相やいたずらを叱ることはおすすめしません。犬は後から言われても、何を怒られているか理解できないため、信頼関係に問題が生じる恐れがあります。

どんなに腹が立っても、いつもと同じように接することが大切です。

3.愛犬をお留守番させる際の注意点

愛犬に留守番させるときのコツや注意点を知っておくと、留守番中のストレスをかなり減らすことができます。

飼い主自身が安心してお出かけするためにも、ぜひ心がけてください。

 

お留守番前後は触れ合わない

 

お出かけ前後は淡々と振る舞います。出発5分前くらいから気配を薄めます。そしてさりげなく家を出ましょう。

お出かけ前と帰宅後の過度な触れ合いは、犬の感情を大きく変化させるため分離不安につながります。「ごめんね!待っててね!」となだめるように声をかけるのは負担になりかねません。

また、帰宅直後も同様で、「待ってた?いい子だね」とすぐになでたり抱っこしたりしないようにします。愛犬が騒ぐのをやめて落ち着いてから、声をかけるようにしましょう。

 

留守番中の事故に注意

飼い主さんの目が行き届かない留守番中は、事故対策が必要です。

まず、誤飲・ケガにつながるものを片づけることから始めます。小さなおもちゃ、人間の食べ物、かじると危険な電気コードなどは特に注意してください。

そして、お水やフードも十分に用意します。特に水は、万が一ひっくり返しても大丈夫なように、複数あると安心です。

また、夏や冬など気温の厳しい季節は、室温調整にも気を配るようにしましょう。基本的にはエアコンで調整可能ですが、万が一故障した時の対策もしておくことがポイントです。

他にも愛犬の性格上、気になることがあればしっかり準備しましょう。例えば、雷を怖がる子であれば、雨戸やカーテンを閉めて、ラジオや音楽などをかけておくと効果的です。

4.ペットホテルは犬の気持ちで考える

旅行などで家を空ける場合、飼い主さんや自分の匂いも付いている自宅の方が、ワンちゃんにとって安心できる可能性が高いです。しかし、飼い主さんとしては、ペットホテルの方が安心ですよね。

丸1日程度であれば自宅でも平気ですが、1泊する場合は体調や性格から判断するとよいでしょう。

ただ、2泊以上家を空けるときは、ペットホテルに預けることをおすすめします。人の目がないところで数日過ごすのは、心配ですし危険です。

ペットホテルを使う可能性がある場合は、練習も兼ねて短時間の利用を経験させておくことも一つの手です。愛犬を何度か連れて行き、場所やスタッフに慣れさせておくことで、ストレス軽減が期待できます。

5.まとめ

帰ってきたときの愛犬の反応をみて、留守番していた気持ちを理解してあげましょう。

留守番中や帰宅後に次のような様子が続いたら、分離不安の可能性があります。問題行動を診てくれる獣医師や、ドッグトレーナーなど専門家に相談してみてください。

・吠える、興奮して噛む

・粗相をする

・物を壊す

・興奮している

・瞳孔が開いている

・同じ場所をうろうろする

・飼い主さんにつきまとう

留守番をさせるときは、次のことに注意し快適に留守番できるように環境を整えてあげることが大切です。

・お出かけの前や後に犬をかまいすぎない

・誤飲やケガ予防をしておく

・室温に気を配る

・水とフードの用意を忘れない

・旅行の場合は、ペットホテルに預けることを検討する

written by AEONPET CO.,LTD. 鏑木 紀彦

タグ : イオンペット お留守番 分離不安障害 気持ち 鏑木紀彦
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