嫌がる猫にブラッシングをするコツとメリット

2020.10.19 ペットコラム
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ブラッシングを嫌がる猫は多くいますが、ブラッシングを嫌がる理由にはどんなものがあるのでしょうか?

今回は、猫がブラッシングを嫌がる原因と対処法、ブラッシングの必要性やコツについてご紹介します。

1.猫がブラッシングを嫌がる理由

猫の毛は抜け替わりが激しく、猫自身が行うセルフグルーミングでは十分なケアができないため、飼い主さんによる定期的なブラッシングが不可欠です。

ブラッシングを嫌がる場合は、その理由を理解して愛猫の気持ちに沿った方法でブラッシングを行うことが大切です。

【猫がブラッシングを嫌がる理由】

  • ブラッシングに慣れていない
  • 嫌な場所を触られる
  • 拘束時間が長すぎる
  • ブラッシングで嫌な思いをしたことがある
  • ケガなどで痛みがある

母親や兄弟に毛づくろいをしてもらった経験が少ない猫は、ブラッシングに抵抗を覚えやすいため、子猫の頃からしっかりとスキンシップを取ることが重要です。

また、ブラッシングで痛い思いをする、拘束時間が長かったなど、嫌な記憶はその後の抵抗につながるため注意しましょう。

もし愛猫が触れられるのを極端に嫌がる場合は、ケガや病気によって痛みを感じている可能性もあるため、獣医師に相談することをおすすめします。

 

2.ブラッシングを始める前に確認すること

ブラッシングをスムーズに行うためには、あらかじめ以下の4点を確認しておきましょう。

猫の機嫌とタイミング

空腹や興奮状態など、猫が落ち着けない時のブラッシングは、嫌がられる可能性が高いです。

嫌がって暴れた場合、猫も飼い主さんもケガをする危険があるため、ブラッシングは猫がリラックスしているタイミングで行いましょう。

ケガや病気の有無

ブラシをかける前は、愛猫の皮膚に異常がないかチェックしましょう。

皮膚の表面に傷や腫れなどがあった場合、ブラッシングによって悪化させてしまう恐れがあります。

周囲の環境

来客中や騒がしい環境では、猫も飼い主さんもブラッシングに集中できません。大きな音が鳴っていたり、子供が走り回っていたりするような場所でブラッシングをするのはさけましょう。

脱走など、万が一の可能性を考え、窓や扉はあらかじめ閉めておくことが大切です。

ブラシの種類

猫のブラシには、短毛種向けのものと長毛種向けのものがあります。

合わないブラシでブラッシングをすると、猫に痛みを与える可能性があるため、必ずネコちゃんに適したものを使用するようにしましょう。

  • 短毛種:ラバーブラシ、獣毛ブラシなど、柔らかいもの
  • 長毛種:コーム、スリッカー、ピンブラシなど、部分によって使い分ける

どうしてもブラシを嫌がる猫には、グローブ型のブラッシングツールがおすすめです。グローブ型のものは手でなでられている感覚に近く、猫が嫌がりづらいため、上手に活用しましょう。

 

 

3.嫌がる猫にブラッシングをする4つのコツ

嫌がる猫にブラッシングをするには、どうすれば良いのでしょうか?

ここでは、猫のブラッシングを行う際のコツについてご紹介します。

コツ①.まずは身体をなでて慣れさせる

ブラッシングが嫌いな猫は、そもそも身体に触れられること自体が苦手であることが多いです。

日頃から愛猫がリラックスしている時に身体をなでてあげ、触られることに慣らしておきましょう。タッチの習慣は、できるだけ小さい頃から始めておくと効果的です。

コツ②.気持ちいい箇所から始めて急所はさける

猫のブラッシングは、マッサージから始めるとやりやすくなります。顔周りや首、耳の付け根など、猫が触られて気持ちいいと感じる箇所から始めます。

ブラシをかける順番は「顔→首→背中」で、毛の流れに沿って行うことが大切です。猫が嫌がりやすいお腹やおしり、しっぽ付近は隙をみてサッとブラシをかけてください。

愛猫が気持ちいい箇所をなでながらブラッシングすることで、猫のストレスを軽減することができます。

コツ③.ブラッシング後にオヤツをあげる

ブラッシングの後は、愛猫の好きなオヤツをあげましょう。

ご褒美をあげることで、「ブラッシング後はいいことがある」と覚えてくれます。

また、しばらく我慢すればご褒美をもらえるため、嫌がり具合も落ち着きます。

コツ④.短時間で終わらせる・無理をしない

多くの猫は拘束されるのを嫌がるため、ブラッシングは手早く行いましょう。嫌がる素振りが少しでもみられた時は、無理せず切り上げることが大切です。

愛猫がブラッシングを「気持ちいい時間」と感じられるようにしてあげるのが、ブラッシングの重要なポイントです。

なお、冬場のブラッシングでは静電気が発生しやすく、猫のトラウマになる可能性があるので、ブラッシング前は濡れタオルなどで軽く毛を湿らせて、静電気の発生を抑えておくことをおすすめします。

 

4.猫のブラッシングにはたくさんのメリットがある

猫のブラッシングには、大きく分けて3つのメリットがあります。

血行促進効果

ブラッシングの刺激によって血行が促進されると、身体の新陳代謝が高まります。

老化防止や毛艶の改善など、様々な嬉しい効果が期待できるでしょう。

病気の予防と早期発見

ブラッシングを習慣化することで、皮膚病や毛球症、ノミダニの寄生などを予防・早期発見することができます。

抜け毛が多く残っていると皮膚が蒸れて皮膚病を発症しやすくなったり、グルーミング時に毛を飲み込みすぎたりして胃腸障害を起こしやすくなります。

ブラッシングを通して皮膚状態をチェックすることで、害虫や皮膚の腫れなどにいち早く気付くことができるため、病気の早期治療につながるでしょう。

飼い主とのスキンシップ

猫の健康管理をはじめ、ブラッシングは愛猫とのコミュニケーションづくりにも役立ちます。

もともと猫のグルーミングは、母猫や兄弟に対して行われる行為であり、愛情表現のひとつでもあります。飼い主さんによるブラッシングはそれに近い効果があるため、上手に行うことで猫との信頼関係を深めることができるでしょう。

理想的なブラッシングの頻度は毎日ですが、慣れないうちは無理をせず、愛猫の様子に合わせて行うことが大切です。

愛猫がブラッシングを気持ちいいと感じてくれるようになったら、ぜひ毎日のスキンシップとして活用してください。

 

5.まとめ

猫がブラッシングを嫌がる理由は様々ですが、理由に合わせた対処法を取ることで、ブラッシング嫌いを克服できる可能性は十分にあります。

慣れないうちは嫌がって抵抗する猫も多いため、無理せず時間をかけて慣らしていきましょう。

ぜひブラッシングのコツをマスターして、愛猫をブラッシング好きな猫にしてあげてくださいね。

 

written by AEONPET CO.,LTD. 

タグ : ブラッシング
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