犬のしつけ方法~タイミングや内容・ポイントのまとめ~

2020.6.1 ペットコラム
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犬のしつけは、飼い主と犬が快適に暮らすために欠かせないものです。

ただ、誤った方法でしつけをしてしまうと、ワンちゃんとの信頼関係が崩れる、主従関係が逆転してしまうなど、お互いにとって不幸になってしまいます。

そこで今回は、犬のしつけの基本や内容、ポイントについてご紹介します。

基本的なしつけをすることは、愛犬にとっても幸せで安心して過ごすために欠かせないことですので、この記事を参考にしていただけたらと思います。

1.犬のしつけの基本

犬のしつけは、コミュニケーションが基本です。

しつけとは「犬との共同生活を仲良く安全に行うルールを教える」ことであり、ただ厳しく接したり、強要したりすることではありません。

大切な愛犬の命と健康を守るためにも、しつけは適切な方法で行いましょう。

次の章からは、しつけの正しい方法とタイミング、注意点についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

また、しつけの方法には様々な説がありますが、この記事でご紹介するのはその中のひとつです。もし思うように進まないことがあれば、専門家に相談することも手段の一つとして覚えておきましょう。


2.しつけのタイミングと内容

「名前」「トイレ」のトレーニングは、犬をお迎えしたその日からスタートしますが、その他のしつけは、生後2~3ヵ月後から実施します。

基本となる犬のしつけは、以下の通りです。

  • 名前、トイレ
  • セルフコントロール(例:おすわり、ふせ)
  • はなせ、ちょうだい
  • ボディコントロール(例:犬が体を触らせる)
  • ハウス
  • 呼び戻し(例:待て、おいで)
  • 歯磨き
  • キッチンに入らないなどの家庭内のルール
  • お散歩
  • 噛み癖、吠え癖

しつけのタイミングについては、「犬のしつけはいつから?子犬に教える順番とタイミング 」で詳しくご紹介しています。


3.しつけの5つのポイント

次に、しつけを行う時のポイントや注意点を5つご紹介します。

①.コミュニケーションを意識する

しつけでは「怒らないこと」を重視しましょう。指示通りに動いたりできたりすればすぐに褒め、できなければ根気よく教えていきます。

ただし、手を噛むなどやってはいけないことをした場合には、その瞬間に「ダメ」など短く低い言葉ではっきりと伝えてください。

しつけの初期段階では、ご褒美にドッグフードを使うことが多いですが、言葉や表情、おやつ、おもちゃなど、褒め方にもバリエーションを持たせてあげましょう。

②.トレーニング時間は短く

1回のトレーニングは数分で終わらせ、回数は愛犬の様子を見ながら決めましょう。

「根気強く頑張る」というのは、1日に何時間も続けるということではなく、何日も繰り返すということです。

特に子犬は集中力が長く続かないため、トレーニングは反復練習が必須といえます。

③.言うことを聞いた方が良いことがあると伝える

犬のしつけでは、「言うことを聞かないと怒られる」ではなく、「指示通りにすると良いことがある」と思わせることが大切です。

犬の好きなことと、指示が結びつくように工夫をすることが重要で、これはご褒美だけではなく、シーンでも同じことがいえます。

例えば、ハウストレーニングでは、ケージの中は安心できる場所、散歩では飼い主について歩くことが最も安全で楽しいなど、環境や指示に対していいイメージを持たせてあげるようにしましょう。

④.コマンド(指示語)は分ける

コマンド(指示語)は、それぞれの行動によって使い分けましょう。

名前を呼ぶことで「来てほしい」「止めてほしい」など様々な感情を伝えるのは、犬の混乱を招いたり、犬が名前を嫌いになってしまう可能性があります。

名前は犬にとって良いことがある時だけ呼ぶようにし、シャンプーをする時や動物病院へ行く時など、犬が嫌がる内容の時は別のコマンドで指示を出すことをおすすめします。

⑤.失敗して当たり前

個体差はありますが、しつけは何度も繰り返し教える必要があり、すぐに上手くいかないものであることを前提としてください。

失敗が続くと残念に感じるかもしれませんが、間違っても強く怒ったり、名前を呼んで文句を言ったりせず、愛犬と一緒に楽しみながら続けましょう。

どうしてもしつけが上手くいかない時は、専門家であるドッグトレーナーに依頼するというのも、ひとつの方法です。


4.犬のしつけ方法

それでは、最後に具体的なしつけ方法と注意点を6つご紹介していきます。

名前とアイコンタクト

まずは、家に迎え入れたその日から犬の目を見て名前を呼び、名前を覚えてもらいましょう。繰り返しになりますが、しつけはコミュニケーションです。ただ呼ぶだけでなく、「かわいい」や「偉い」など具体的な言葉をかけ、笑顔で接するようにすることも大切です。

ポイントは、犬の名前はもちろん、家族の名前も呼びかけを統一することです。「ちゃん」づけやあだ名など、複数の呼び方をしてしまうと、ワンちゃんは混乱してしまいます。

トイレ

トイレトレーニングでは、排泄したくなるタイミング(起床時、食事・水飲み後、散歩や運動後など)でトイレに連れていき、上手くできたら褒めてあげましょう。

失敗した時のポイントは、顔を見たり話しかけたりせず、その場を淡々と片付けることです。

違う場所での排泄やはみ出しなど、失敗してしまった時は決して怒らずに、その場の消臭を徹底して行うようにしましょう。かまってしまうことも逆効果になりますので、流れ作業のように掃除を終わらせることが大切です。

ボディコントロール

スキンシップを通して犬の体に触れる習慣をつけ、全身どこを触っても嫌がらないようにしていきます。ボディコントロールをすることで、歯磨きや耳掃除、爪切りなどのケアがやりやすくなり、触診もスムーズにできるようになります。

嫌がる時は無理をせずに、愛情を持って接することを忘れないようにしてください。

ハウスとコマンド(指示語)

待て・おすわり・ふせ・離せ・ハウスなど、コマンドを教える時は、ドッグフードを手で握って動作を促し(フードを持った手を鼻の前から上に持ち上げて、おすわりさせるなど)、指示通りに動けたらご褒美としてフードを1粒与えます。

慣れてきたら、スキンシップやおもちゃなど、ドッグフード以外のご褒美に変えていくと良いでしょう。

また、ハウストレーニングでは、犬の好きなニオイがついたタオルを置くなど、ケージの中が安心できる場所だと認識させてあげることも大切です。間違っても、罰則としてケージを使わないようにしてください。

お散歩

散歩時は、基本的にリーダーウォークを実践しましょう。

リードは常に緩い状態をキープし、引っ張られたらその場に止まったり、軽くリードを引いて飼い主のそばで歩くように誘導します。

特に子犬の時は全てが新鮮に見えはしゃぎがちです。なかなか言うことを聞いてもらえない場合は、散歩の前にしっかり遊び、遊び疲れた状態で散歩に出かける方法もあります。

吠え癖と噛み癖

吠え癖や噛み癖には、反応しないことが効果的とされています。

吠えても構ってもらえない、噛んだら無視をされたり、遊びが中断されてしまうなど、良くないことが起きると覚えさせましょう。

モノを噛む場合には、犬の届かない場所に片付けたり、噛んでも良いおもちゃを与えてあげるなど工夫が必要になります。


5.まとめ

犬との生活を快適に過ごすためには、様々なしつけが欠かせません。

はじめは上手くいかないことも多いですが、根気強く気長に取り組んでください。

ポイントを押さえたしつけをし、愛犬との絆をより深めておきましょう。

 

 

written by AEONPET CO.,LTD. 

タグ : しつけ
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