犬用シャンプーのおすすめの選び方~安心できる確認ポイント~

2020.10.6 ペットコラム
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シャンプーは犬と暮らすうえで重要なお手入れのひとつですが、愛犬に合うシャンプーの選び方や方法など、悩ましいことも多いのではないでしょうか。

今回は、犬にシャンプーをする理由や選び方、おうちシャンプーの仕方について詳しくご紹介します。

1.犬のシャンプーは大切なケアのひとつ

犬の肌はとてもデリケートなので、皮膚病を防ぐためには月1回以上のシャンプーが欠かせません。

毎日の散歩で付着したほこりや雑菌は悪臭のもとになり、ノミやダニ、花粉などのアレルゲンは、愛犬やご家族がアレルギー疾患を起こす原因になります。

犬の皮膚疾患は皮脂や排泄物によって起こる可能性もあるため、完全室内飼いであっても油断しないようにしましょう。

適切なシャンプーの頻度は月に1~3回程度とされており、犬の生活習慣や皮膚・被毛の状態によって異なります。

ただ、洗いすぎはかえって犬の皮膚や被毛を傷めてしまうため、獣医師に相談して愛犬に合った頻度を見つけることが大切です。

 

2.安心できる犬用シャンプーの選び方

ここでは、犬用シャンプーを選ぶ時のポイントについて解説します。

目的に合ったシャンプーから選ぶ

犬用シャンプーには、大きく分けて薬用と美容の2種類があります。

薬用シャンプーは皮膚症状の改善に効果が期待でき、殺菌やノミダニなど寄生虫の駆除・予防、皮膚のべたつきを抑えるものなど、商品によって特徴が異なるため、必ず獣医師に相談のうえ使用しましょう。

美容シャンプーは、被毛の指通りを良くし、艶出しやボリューム調整などの効果が期待できるため、愛犬の毛並みを改善したい場合におすすめです。

美容シャンプーには、それぞれの悩みに合わせた長毛種用・短毛種用のシャンプーや、被毛の汚れを抑え輝きを持たせる白毛用シャンプー、皮膚質の違いを考慮した犬種別シャンプーなどがあります。

犬用シャンプーは複数の種類を用意し、季節や愛犬の皮膚状態に合わせて使い分けると良いでしょう。

刺激が少ない種類を選ぶ

刺激が少ないものの特徴を3つ見ていきましょう

弱酸性

弱酸性のシャンプーは肌への刺激が少なく、肌荒れリスクがあっても安心して使用できます。洗浄力が弱いため、汚れがひどい場合はアルカリ性シャンプーを使用するなど、上手に使い分けましょう。

無香料、無着色

香料や着色料は犬にとって必要ありません。天然成分であっても安全とは言い切れないのが現状であり、犬が肌荒れを引き起こすリスクもあります。

香りが強いシャンプーは犬の嗅覚判断を鈍らせるため、避けたほうが良いでしょう。

アレルギーや乾燥肌は植物由来と硫黄成分を避ける

植物の成分はアレルギーを悪化させる可能性があります。また、硫黄は皮脂を落とす力が強いため、肌が荒れている時に使用すると乾燥を助長させてしまいます。

犬のシャンプーには表示義務がなく、配合されているすべての成分が記載されているとは限らないため、事前にメーカーに問い合わせておくと安心です。

シャンプーとトリートメントが別のものを選ぶ

シャンプーとトリートメントは、それぞれ購入しましょう。

リンスインシャンプーなど、洗浄とコーティングが一緒になった商品は、効果が相殺されてしまうことが多いです。

また、シャンプーによっては「肌の状態をもとの弱酸性に戻すためにリンスが必須」というものもあるため、購入する際は注意してください。

泡立ち・泡切れにも注目

泡立ちが良く、シャワーですぐに流せるという点も大切です。愛犬のストレス軽減のため、シャンプーはできる限り時短できるものを選びましょう。

柔らかくきめ細かい泡のものであれば、肌当たりも良くおすすめです。

泡スプレー、ドライ、シャンプータオルを用意する

泡スプレー、ドライ、シャンプータオルは、愛犬の体調が優れない時やシャンプーの時間が取れない時に便利です。

泡スプレータイプのシャンプーは、散歩後の足先など部分洗いにおすすめです。

また、ドライシャンプーやシャンプータオルは洗い流す必要がないため、犬に負担をかけずに清潔を保つことができます。

 

3.基本のおうちシャンプーの方法

シャンプーの基本は、次の8ステップです。

①.シャンプー前にブラッシング

シャンプー前に全身をブラッシングして毛玉やもつれを取っておきましょう。毛が絡まったままシャンプーすると、お湯で絡まりがほぐれにくくなります。

②.体全体をお湯のシャワーで濡らす

お湯の温度は36~38℃に調整し、シャワーヘッドを皮膚に軽く当てるようにして体全体を濡らします。濡らす順番は「おしり→後ろ足→背中→胸→前足→顔」です。

③.前足・後ろ足をお湯で洗う

足の付け根から足先まで、軽く握って揉みこむように洗います。肉球の間は汚れが残りやすいので、しっかり洗ってください。

④.シャンプーを使って、おしり・内股を洗う

しっぽを優しく持ち上げて、肛門周りを洗いましょう。しっかりと泡を立てて、丁寧に洗っていきます。

⑤.胸・背中を洗う

泡立てたシャンプーで、胸や背中を洗います。ゴシゴシこすらず、指の腹を使ってマッサージするように洗ってください。

⑥.顔や首回りを洗う

愛犬の顔を両手で包み込むようにして、顔や首回りを洗いましょう。目の周りを洗う時はシャンプーが目に入らないように注意します。

⑦.シャンプーを洗い流す

高い位置から泡を落とすイメージで、シャンプーを洗い流します。流す順番は「頭→耳→顔→背中→胸→前足→おなか→おしり→後ろ足」です。おなかは、両前足を抱えて立たせると流しやすいです。

⑧.体をタオルで包んで水気を吸い取る

愛犬をタオルで包み、押さえるように水分を吸い取ります。ゴシゴシ拭くと嫌がるので、優しく丁寧に拭き取りましょう。

 

4.犬にシャンプーする時の注意点

最後に、シャンプー時の注意点を3つ見ていきましょう。

ワクチン接種後やヒート中は避ける

ワクチン接種後は安静に過ごし、シャンプーは1週間ほど避けましょう。

また、ヒート中は体がデリケートな状態で免疫力も落ちているため、シャンプーは避けたほうが良いでしょう。

フェロモン分泌によって周囲のオス犬を興奮させないように、ヒート中はトリミングサロンへの出入りも控えてください。

子犬や老犬は特に体調に注意

長時間のシャンプーやドライヤーは犬に大きな負担がかかるため、生後間もない子犬や持病のある老犬は注意が必要です。

子犬のシャンプーは生後2か月頃のワクチン接種から1~2週間経ってから、頻度は月に1~2回程度で、お風呂場に慣らすところから段階的に始めましょう。

老犬の場合は、事前にお風呂場を温めておき、滑り止めマットを敷く、座らせてシャンプーするなど、愛犬の体調を気遣いながら行います。

1回で全身を洗うのではなく、部分ごとに分けて洗う方法もあります。ドライシャンプーなども合わせて活用できると良いでしょう。

人間用シャンプーはNG

犬の肌はデリケートなため、人間用のシャンプーでは洗浄力が強すぎます。愛犬の肌を傷つけないためにも、シャンプーは必ず犬用のものを使いましょう。

なお、香料が強いシャンプーも犬が嫌がる原因になるため、避けたほうが無難です。

 

5.まとめ

定期的なシャンプーは、愛犬の皮膚・被毛を健康に保つために必要です。

手順を覚える必要はありますが、コツさえ掴めば、愛犬のシャンプーはけっして難しくありません。

ぜひ正しいシャンプーの方法をマスターして、愛犬の健康管理に役立ててくださいね。

タグ : シャンプー
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