猫に気持ちを伝える方法~大好きとダメを伝えるコツ~

2020.5.14 ペットコラム
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甘えてきたと思えば急にそっけなくされたり、噛んできたのに足もとにじゃれてきたり。気分がコロコロ変わる猫は多くの人をメロメロにしています。そんな猫ちゃんが愛おしいあまり、必要以上にかまってしまって距離をとられてしまったという経験はありませんか?

猫の気持ちはとってもデリケート。愛情の伝え方に気を付けないと、関係が悪化するおそれもあります。

今回は、愛猫に「大好き」と正しく伝える方法や、愛情をもった叱り方をご紹介します。愛猫との関係をより深くするための参考にもしてみてください。

 

1.猫に気持ちを伝える方法

猫は繊細な心をもつ動物です。

飼い主の気持ちを読み取るときには、表情や声の大きさ、トーンなど、ちょっとした仕草から判断していると言われています。

そのため、愛猫に気持ちを伝えるときには、愛情をもって接することが大切です。
まずは、自分が愛猫に対して「大好き」と伝える方法からマスターしていきましょう。

 

2.猫に大好きを伝える方法

愛猫に「大好き」という気持ちを伝える方法は、言葉や表情だけではなく、猫が普段行っている仕草を真似してみるのもひとつの手段です。とはいえ、一つの方法にこだわらず、愛猫と接していく中でいろいろな方法を試してみましょう。

言葉で好きと伝える

大好きな相手に「好き」と言われると嬉しいように、猫ちゃんも大好きな飼い主に愛情を向けられると嬉しく感じます。

猫ちゃんに愛情を伝える時のコツは、優しい声で語りかけること。

猫は人間が話す言葉の意味は理解できませんが、飼い主がにっこり笑ったり、微笑んだりする「表情」や、優しく語り掛ける「声のトーン」などから、大切にされていると感じるようです。

また、猫は毎日呼ばれる自分の名前を理解するように、「好き」という言葉も繰り返し伝えていくうちに学習していく可能性もあります。

ゆっくりまばたきをする

愛猫と目が合った時には、ゆっくりまばたきをするのもおすすめです。

猫にとってゆっくりまばたきをすることは愛情表現の一つであり、人が同じようにゆっくりとまばたきをすることによって、猫ちゃんにも愛情が伝わります。

猫ちゃんが飼い主にしてもらったら愛情を感じて「嬉しい」という気持ちになりますし、猫ちゃんにまばたきを返してもらったら飼い主もいい気分になることでしょう。

匂いをかがせる

視覚があまり良くない猫にとっては、嗅覚も重要なコミュニケーションのひとつです。
猫は相手の匂いから、どんな場所に居たか、何を触ったかなど、様々な物事を読み取るとされています。

帰宅すると猫ちゃんが足元の匂いを嗅いでスリスリしてきたという体験をしたことがある方も多いのでは?これはひとつのマーキングで、猫ちゃんが飼い主に自分の匂いをつけ、愛情を示している仕草だと言われています。

そのため、愛猫に匂いをかがせることは、飼い主である自分のことを知ってもらう絶好のチャンス。猫が自分にスリスリと匂いをつけてくれれば愛情を感じ取ってくれたと思っていいでしょう。

また、猫は自分より立場が上と思った相手に対しては、お尻を見せて「嗅いでいい」というサインを送ります。もちろん、嗅がなくても大丈夫ですよ。

遊ぶ

猫にとっての楽しみは、ごはん・睡眠・遊びの3つがメインだと言われています。

飼い主が一緒になって遊ぶことで、猫ちゃんは「この人は仲間」と思ってくれるため、愛猫との信頼関係をとるためにも遊ぶことは大切です。また、猫が遊ぶことはストレスの解消や運動不足の対策にも役立ちます。

猫と遊ぶときのコツは、とことん猫に調子を合わせること。
様子を見ておもちゃを変えたり、小さなボールを投げて走らせたり、追いかけっこをしてみたり、猫ちゃんがそのとき1番食いつきが良かったもので遊んでみましょう。

猫は気分屋なので、途中で飽きてしまうことも多々ありますが、その時には無理に遊ばせることはせず、のんびり過ごさせるのがベストです。

しっかり叱る

猫ちゃんの愛くるしい姿を見ていると、ついつい甘やかしたくなるという気持ちになる方も多くいらっしゃると思います。しかし、甘やかすばかりではなく、いけないことをした時はきちんと叱ることも愛情表現の一つとして欠かせないことです。

猫は人間の考えにはとうてい及ばないことをするときがあります。例えば、机の上の書類の上に座ったり、遊んで床に落としたり。登れないだろうと思っているところに上がっていることもありますよね。

飼い主にとって嫌と感じた時には、「コラッ」、「ダメッ」など、声のトーンと言葉を一定にして、悪いことをしたタイミングで叱るのが効果的と言われています。

この時に大きな声で怒鳴ったり、声を荒げてしまうと猫はストレスを感じてしまうので、あくまで一定のトーンを保つのが大切です。

猫も人間も一緒

猫と人は違う生き物ですが、その時の気分に任せて怒られたり、しつこく構われたりすると困るように、猫も人の気分で行動を変えられると困ってしまいます。

猫に何かをする時には、一貫した行動をとり、愛情をもって接することが大切です。
愛猫の様子を見ながら、その時のタイミングに合わせ、適切なコミュニケーションで接していきましょう。

 

3.猫にダメを伝える方法

先ほど紹介した「叱る」ことでも触れたように、ときには猫に対して、してはいけないことはしっかり「ダメ」と伝えることも大切です。

猫と暮らしていく上で、お互い暮らしやすい環境を作っていくためにも、ダメと伝える方法をきちんと押さえておきましょう。

声のトーンと言葉を統一する

前章でも、猫に対して叱る時は声のトーンと言葉を一定にするということを紹介しましたね。この時の具体的なポイントは、叱るときに「ダメッ」という言葉を決めたら、その言葉以外使わないようにすること。

猫は同じ言葉を繰り返し聞くことでその言葉を学習していくので、叱るときに毎回決まった言葉を伝えることで、「これはしてはいけないこと」と認識するようになります。

ちなみに注意する時のトーンに関しては、少し低いくらいにするのがベスト。声を荒らげると猫を怖がらせてしまう恐れがあるので、大きな声や怒鳴るなどの行為は絶対に使わないように心がけましょう。

叱る時は一瞬

猫がやってはいけない行動をとった時には、「ダメッ」と1回だけ伝えてその行動をやめさせるのもポイントです。

猫に対して、これはいけないということを長々と話しても、その言葉の意味は理解できません。叱る時間は短めで十分です。

何度もやってはいけないことをしてしまうときには、先ほどと同じように、決まった言葉を同じトーンで何度も繰り返すようにしましょう。

叱るのは最小限に

やってはいけないことを叱るのは大切ですが、あまり頻繁に叱ってしまうと、猫を傷つけてしまう場合があります。

自由を愛する猫は、本来しつけには向いていません。また、感受性も豊かで繊細なので、叱られることが多いと、「飼い主はわたしのことが嫌いなのかな?」と、悲しい気持ちになってしまいます。

愛猫の繊細な気持ちを傷つけないためにも、叱るのは本当にやってはいけないことをした時だけにとどめておきましょう。そうすれば猫に余計なストレスを与えず、ダメだと思っていることがより伝わりやすくなります。

叱る原因を取り除く

猫と愛情をもったコミュニケーションをとるためには、叱る根本的な原因を取り除いておくのもおすすめです。

具体的な例を考えてみると、壁やふすまなどで爪とぎをしていた、ご飯を食べる机の上に乗っていた、パソコンや洗い立てのタオルに座っていたなど、だいたいの理由が限られてくるのが分かります。

叱ることは飼い主にとっても猫にとってもストレスです。叱りすぎないためにも、飼い主が爪とぎ器やキャットタワーといった道具を用意し、猫が悪さをしないための根本的な対策を立ててみましょう。

また、対策をした上でいけないことをしたときには、叱った後にほめるのが意外にも効果的です。例えば、机の上に乗った時に「ダメッ」と叱った後、キャットタワーに移ったら「偉いね」とほめてあげましょう。

褒められたことで、次から少しずつキャットタワーで爪とぎをしてくれるようになるはずです。

嫌なことがあると思わせるのもあり

叱ったり、対策を立てても同じことを繰り返してしまうときには、悪さをしたタイミングに合わせて大きな音を立てたり、霧吹きで水をかけたり、猫が嫌がることをしてみるのも効果があるとされています。

あえて嫌なことをすることで、猫が「これをすると、嫌なことがある」と気づいてくれるので、やってはいけないことを自分から自然とやめてくれるようになります。

ただし、この方法はやりすぎると猫にとって強いストレスを与えてしまうことになるため、多用することは控え、ほかの対策を考えるようにしましょう。

 

4.まとめ

猫は人間のような言語をもたない代わりに、表情や仕草などから相手の気持ちを理解していきます。そのため、素直な気持ちと行動で愛猫とコミュニケーションをとることが何よりも大切です。

諦めず、愛猫の性格や気持ちを考えながらきちんと向き合って愛情を伝えていきましょう。

タグ : イオンペット.猫 気持ち
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