猫のトイレのしつけ方!覚えてもらい粗相を防ぐ方法

2020.6.8 ペットコラム
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猫はトイレトレーニングがほとんど必要ないといわれますが、具体的にトレーニングする場合は、どういった方法があるのでしょうか?

今回は、猫のトイレのしつけ方や注意点、粗相を防ぐ方法についてご紹介します。

愛猫が快適に使えるトイレを準備して、猫の排泄をサポートしてあげましょう。

目次

1.猫のトイレのしつけは簡単!?

猫のトイレのしつけは、それほど難しくありません。

トレーニングそのものも、数回~1週間程度で完了することが多く、比較的短期間でトイレのしつけが出来るようになるでしょう。

猫はもともと砂の上で排泄をする習性があり、環境さえ整えてあげれば、すぐにトイレは覚えられるとされています。中には、ポイントを抑えた準備をするだけで、トレーニングをしなくてもトイレを覚えてくれるネコちゃんもいます。


2.トイレトレーニングの方法

猫のトイレトレーニング法はたった2つです。

子猫のうちは排泄の間隔が短いためよく様子を観察して、トイレの場所を覚えてもらいましょう。

タイミングを見計らって連れていく

床をクンクンする、ソワソワするなど、トイレ前のサインがみられた時は、猫を優しく抱っこして、トイレまで連れていきましょう。

特に朝起きた後や食事の後、運動後などはトイレに行きたくなるタイミングなので、よく様子をみてあげてください。

トイレでできたら褒める

トイレで排泄が出来た後は、しっかりと褒めてあげます。

猫には同じ場所で排泄をする習慣があるため、何度か繰り返していけば、自然とトイレの場所を覚えてくれるようになります。

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3.猫のトイレは準備が大切

猫のトイレトレーニングは、しつけより猫にとって快適な環境を用意してあげることが重要です。

猫が気持ちよく排泄できる環境さえ整っていれば、自然とトイレの場所を覚えてくれる可能性もあるため、しっかりと準備をしましょう。

静かな場所に設置

猫のトイレは、静かな場所に設置します。猫が落ち着いて排泄できる環境は、人の出入りが少なく、大きな音がしない場所です。

人間の都合で考えると、玄関や廊下、洗面台のそばに置いてしまいがちですが、こうした場所は騒々しくなる可能性が高いため、避けたほうが無難です。

目の届く場所に置く

トイレは、飼い主の目の届く場所に設置すると、猫が安心して排泄できます。

静かだからといって人がなかなか行かない場所に設置してしまうと、粗相をした時に気付きにくく、掃除が大変などのデメリットもあるため、避けたほうが良いでしょう。

猫のご飯や寝室のそばに置かない

猫はとてもキレイ好きのため、寝床や食事場所から近い場所で排泄するのを嫌がります。

衛生的にも問題なので、猫のトイレは寝室や食事場所から離して設置しましょう。

猫の数+1個のトイレを用意する

トイレの数は、猫の数+1個が基本です。

常にキレイなトイレで排泄が出来るように、猫のトイレは、1頭飼いなら2個、2頭飼いなら3個設置しましょう。

トイレの広さは1.5倍で深すぎないものにする

猫は狭すぎるトイレを嫌うため、トイレの広さは、猫サイズの1.5倍を目安にしましょう。

少し余裕を持って入れるトイレを用意してあげたほうが、猫は安心して排泄できます。

また、底が深すぎるトイレも嫌う猫が多いため、広さは確保しつつも深さはほどほどなトイレを選ぶことをおすすめします。


4.粗相を防ぐ方法

猫の粗相を防ぐには、どのような方法があるでしょうか?

ここでは、4つの方法をご紹介していきます。

絶対に怒らない

猫がトイレに失敗しても、絶対に怒らないようにしましょう。

怒ってしまうと、猫は排泄そのものを叱られたと勘違いし、飼い主に見つからない場所で粗相をしたり、トイレを我慢してしまう恐れがあります。

常に清潔に(だけどニオイは少し残す)

猫はキレイ好きのため、排泄物が残ったトイレを使いたがらず、粗相につながることがあります。

排泄を我慢しすぎると膀胱炎や便秘になる可能性もあるため、猫の健康のためにも、トイレは常にキレイにしておくことが大切です。

ただし、ニオイをすべて消してしまうと、猫が自分でトイレの場所を変える可能性があるため、掃除後は尿で固まった砂を少しだけ残すなど、猫のニオイを完全に消し去らないように注意しましょう。

粗相をしたらキレイに掃除する

上記でご説明した通り、ニオイは猫が排泄場所を決める際の最重要ポイントです。

そのため、粗相した場所にニオイが残っていると、繰り返し同じ場所で排泄をしてしまう可能性があります。

猫が粗相をしたら、ペット用消臭剤などを使ってニオイを消し、徹底的に掃除をしましょう。

トイレの砂・型を変える

どうしてもうまくトイレをしてくれない時は、砂やトイレの型を他のものに変えてみても良いでしょう。

トイレ砂には、ペーパーサンド・鉱物・シリカゲル・ヒノキ・オカラなど様々なタイプがありますが、猫によって好みは分かれます。

また、トイレにも箱型・ハーフドーム型・ドーム型など様々なタイプがあり、システムトイレと呼ばれる砂落とし型のタイプもあります。

オーソドックスなのは箱型ですが、トイレ砂と同じく猫によって好みが違うため、猫の気に入るものを探してみましょう。


5.まとめ

トイレトレーニングで大切なことは、失敗しても怒らずに、適切なタイミングでトイレに連れていってあげることです。

猫はキレイ好きな動物なので、気持ちよく排泄できる環境さえ整えてあげれば、トイレのしつけは難しくありません。

粗相してしまっても決して悪気があるわけではありません。叱ったりせず、トイレや生活環境を見直してあげましょう。

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タグ : しつけ
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