犬の散歩にしつけは必要?初めてのお散歩までに覚えたいマナー

2019.10.21 ペットコラム
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愛犬との散歩は健康管理が一番の目的ですが、ある程度マナーも求められます。

通行人や他の犬に吠えないようにする、排泄をさせないなど、気を付けなければならないことは少なくありません。

今回は、愛犬と散歩をする上で覚えておきたいマナーやトラブルを防ぐ便利アイテムをご紹介します。

 

目次

1.犬の散歩にしつけは必要?

 

犬の散歩にしつけは欠かせません。愛犬の安全を守るのはもちろん、通行人や周辺住宅、環境への配慮などが求められます。

 

よく外を歩いていると、排泄物に関する注意書きを目にすることが多いと思います。きちんとマナーを守って散歩していないと、飼い主にはもちろん、愛犬に対しても、悪い印象を持たれてしまいます。

 

愛犬がマナーを守れるようにしつけることで、近隣トラブルを防ぎ、お散歩を楽しい時間にすることができます。

 

2.犬のお散歩マナーの基本

 

まずは、お散歩マナーの基本をご紹介します。

 

これらを習得しておけばほとんどのお散歩トラブルが防げるでしょう。愛犬が最低限身に付けておくべきマナーは次の通りです。

 

リーダーウォーク

 

飼い主が散歩を主導し、犬が足元に寄り添って歩くことです。実際にお散歩される際には持っているリードを少し緩めておくことが理想といわれています。お互いに負担が少ない上、トラブルにも対処しやすい持ち方です。

 

リーダーウォークを行う手順は、次のようになります。

 

①犬がリードを引っ張り、先に行こうとする時は必ず立ち止まる

②リードを緩める

③愛犬を褒めてあげる

④飼い主が先に道を歩く

 

また、リーダーウォークを行うにあたっては、ちょっとしたご褒美をあげることも効果的です。ご褒美をあげることで、マナーを守ればいいことがあると考え、自然と守れるようになります。

 

人や犬に吠えないようにする

 

お散歩中は愛犬が吠えないようにしましょう。犬が怖い人もいますし、無駄吠えは犬同士のトラブルにも繋がります。

 

愛犬を落ち着かせる、吠える対象に慣れさせるなどを意識することで改善することもありますが、犬同士の挨拶やコミュニケーションは、ストレスになる可能性もあるため無理に実施することはやめましょう。

 

他の犬が近づいてきたら、愛犬を座らせる、オヤツをあげて落ち着かせるなどでかわすのが無難です。また、お散歩コースを変える、専門家に依頼するなどの対策もあります。

 

愛犬の様子を見て、適切な対応を心がけましょう。

 

散歩中に排泄とマーキングはさせない

 

お散歩中のマーキングもマナー違反です。排泄物を持ち帰るのは、あくまで排泄してしまったときであり、基本的には排泄させないようにします。

 

草むらや電柱には近づかない、マーキングの兆候である足を上げる仕草をしたらリードを引いて立ち去るなど、予防を意識することが大切です。

 

マーキングと排泄は外でしないようにしつけることができますが、うっかりしてしまった場合には、してしまった場所をトイレシートや水できれいに掃除し、排泄物は自宅へ持ち帰るようにします。

 

3.法律違反にもなる!?犬のお散歩トラブル

 

あまり知られていませんが、犬の散歩には法律で定められているルールが数多くあります。

 

有名なものだと、人や財産に危害を加えてはいけない動物愛護管理法や、リードなしで散歩させてはいけないという規定(条例)が挙げられます。

 

その他、法律や条例に違反しないために気を付けておくべきことは以下の通りですので、ワンちゃんと散歩する際には必ず覚えておくようにしましょう。

 

・公共の場を汚さない

・制御できないほど多頭で散歩はしない

・犬の突発的な行動に対応できるように常に配慮する

・過度な鳴き声、糞尿の放置は違反

・自転車での散歩は駄目

・一時的なつなぎ留めでも、車や人とのトラブルに注意

・ながらスマホなど、愛犬と歩く際にはよそ見をしない

 

これらの注意事項をきちんと守っておけば法律違反になる心配はないでしょう。愛犬と外出する際には細心の注意を払うようにしてください。

 

4.犬の散歩トラブルを防ぐ便利なアイテム

 

飼い主が心がけておくことも大切ですが、便利なお散歩アイテムを用意しておけば、より万全です。

 

ここでは散歩トラブルを防ぐのに役立つ便利アイテムや必須携帯品をご紹介します。

 

首輪ORハーネス・リード

首輪やハーネスは、犬の散歩に必須のアイテムです。首が細い小型犬であればハーネス、首が太い中型犬や大型犬の場合は首輪を選択されるといいでしょう。

 

首輪およびハーネスを選ぶ際にはサイズを測っておきましょう。巻き尺で首回りや頭周りを測定します。選ぶ際には自分の指が2本ほど入るほど余裕のあるものがベストです。

 

毎日使用するものですので、耐久性が良く、洗浄してもへたらないものを選ぶ必要があります。また迷子札を取り付けると、もし愛犬が迷子になってしまった場合に非常に役に立ちます。

 

排泄・マーキング対策のグッズ

 

愛犬がうっかり排泄やマーキングしてしまうことも想定し、うんち袋やトイレシート、水などの糞尿処理アイテムは必ず持ち歩きましょう。うんちの場合は袋に入れて持ち帰るのがマナーです。

 

ただ排泄はあくまで自宅で済ませることが前提ですので、お散歩に行かれる前に自宅でトイレを済ましておくことが一番です。

 

指示のご褒美や気をそらすためのオヤツ

 

他の犬対策やストレスを感じている時にオヤツは大活躍します。「待て」などをうまくできた時や、犬が落ち着かない時などにあると便利です。

 

マナーを守るインセンティブとしての役割がありますので、ぜひ愛犬に合ったオヤツを持参するようにしましょう。

 

 

5.まとめ

 

愛犬とお散歩するにあたってマナーは絶対に守らなければなりません。きちんとマナーを守らないと、外でのお散歩が楽しめなくなってしまいます。

 

周囲の環境にきちんと気を配り、愛犬との大切なお散歩タイムをのびのびとエンジョイしましょう。

 

written by AEONPET CO.,LTD. 

運営会社:イオンライフ株式会社

 

タグ : イオンペット しつけ 散歩
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